多い時で9000メートル泳ぎます
ロンドン五輪400メートル自由形リレーの日本代表選手に選出された内田さんですが、水泳をはじめたきっかけは。
水泳を始めたきっかけは、姉の影響なんですけど、小1の時に選手コースに入って、最初は自由形じゃなくて、バタフライだったんです。小2の春に初めて出た全国大会では40番目位だったんですけど、小3の春の同じ大会で2位になって、それからずっと続けています。
バタフライから自由形の選手になったのは何でですか。
自分でなろうと思ったんではなくて、中1の時に、コーチから100メートルで1分4秒を切れなかったら、バタフライからクロールにするって言われて、切れなかったのでクロールになっちゃいました。
バタフライからクロールに変更してみてどうでしたか。
最初はすごくイヤで、私、バタ足が苦手なんですよ。今もなんですけど(笑)。バタ足、進まないんですよね。
自由形って結局何なんですか。
クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライの4つの泳法を4泳法って言うんですけど、自由形は、どんな泳ぎ方をしても良くて、ただ、バタフライよりクロールの方が速く泳げるので、自由形って言ったらクロールで泳ぐ事なんです。
現在、関東学園大学附属高校 水泳部で活動している内田さんですが、ライバルとか意識している相手はいますか。
ライバルになりたいのが、上田春佳さんです。ただ100メートルでタイムが1秒違うので、持久力とキック力を上げて、早くライバルになれる存在になりたいです。
内田さんの練習メニューで名物練習ってありますか。
私のコーチは全てのメニューが全力を出し切るハードなものばかりで、毎日体の負担が半端ないです。
ちなみにどんなメニューなんですか。
まずはアップがあってから、キックという足だけで泳ぐメニューがあって、次に腕だけで泳ぐプル、そしてスイム、メインメニューのスイムのハード、最後にダウンって感じで、最近はトータルで7000メートル位泳いでいます。
かなりハードですね。
でも多い時だと、9000メートル位泳ぎます(笑)。
ロンドンオリンピックに出場して
今までで一番印象深い思い出は何ですか。
やっぱりオリンピックです。普段の試合と違って、オリンピックで日の丸を背負う重みというか、応援して下さる方も多くて、頑張ろうという気持ちが強かったです。それとオリンピックのプールで泳いだ事は良い思い出です。
オリンピック代表に選ばれた時はどんな気持ちでしたか。
嬉しい気持ちはもちろんあったんですけど、まさか自分が行けるとは思ってなかったので、驚きと不安な気持ちが大きかったです。でも親に喜んでもらえたのは嬉しかったです。
尊敬するアスリートとか有名人はいますか。
憧れは上田春佳さんと萩原智子さんです。
部活以外の日常を教えて下さい。
寝てます(笑)。あとAKBが大好きなのでCDを聴いたりDVDを観たりしてます。推しメンは佐藤亜美菜ちゃんです。
今回のテーマがモチベーションなんですが、内田さんにとってモチベーションを持続させるコツは何でしょうか。
ないです。今は4年後に向けて頑張ろうという気持ちだけで、今から考えてもモヤモヤした感じだけなので・・・
ただ、目標を持つことは大切だと思います。
最後に今後の目標と将来の夢を教えて下さい。
4年後リオ五輪に個人で出場することと、自由形でメドレーリレーの選手になることです。
ありがとうございました。