卓球との出会いと中学時代
ターニングポイント4回目のゲストは、プロ卓球プレーヤーの四元奈生美選手です。よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
まず、四元選手の卓球との出会い、始めるきっかけを教えていただけますか?
出会いは小学校の頃です。母と姉が卓球をやっていたので、わたしも自然とはじめていました。
身近にいる家族の影響は大きいですよね。そのまま中学生時代も卓球を?
はい。卓球部です。
中高校生時代の部活で一番の思い出はなんでしょうか?
中学2年生の時に、地球ユース大会という国際大会に初めて出場した事が一番の思い出です! その時、世界のレベルの高さを目の当たりにしてホントおどろきました!!
中高生の頃の四元選手は、どんな子でしたか?
とても明るくて、とても元気な子でした☆
その頃から将来、プロ卓球選手になりたかったんですか。
はい。卓球のプロ選手になりたかったです。
なぜ実業団ではなく、プロだったんですか!?
自分の発想を十分に出せるし、卓球というスポーツをもっと明るいイメージにしたかったんです!
その時の仲間とは、今も仲良しですか?
はい。今でも一緒にディズニーランドに行ったりする仲良しです☆
卓球を楽しむ
はじめてプロ卓球選手として競技を続けたいと意識したのはいつ頃ですか?
本格的に意識をしたのは大学3年生の頃です。
具体的にそれはどのような時だったんでしょうか?
(故)松本竜介さんに「プロになれ!」と言われ、「あっ そうか!」とひらめきました。
えっ!? それは、意外な方からのアドバイスですね。ところで、試合前は緊張するほうですか?
もちろん緊張はします。そんな時はリラックス出来るように音楽を聴きます。
どんな音楽を聴いているんですか!?
J-POPです。リズム感のいいやつを聴きます♪
けっこう流行りの音楽にくわしそうですね。では、落ち込んだりした時は何を考えて復活させるんですか。
何も考えない様にして、寝て忘れちゃいます!
シンプルでいいですね。
はい!寝るのが一番です!
卓球をやめたいと思った事ってありますか?
もちろんありますよ~。でもやめなかったのはやっぱり、卓球を楽しむ!って事を大切に忘れないことが大事ですね。
四元選手の好きな言葉とかってありますか?
『 歴史は常に変わる!』 です。スポーツは強い人がずっと強いのではなく、努力をすれば必ず結果がでるからです。
なんとも力強いお言葉。まったくその通りだと思います。ところで、げんかつぎはしますか。
しませんね。
卓球をする上でのモットーはありますか。
やはり、『 卓球を楽しむ事!』 です。
戦いたい相手や舞台はありますか。
国際大会で自分より強い人とたくさん戦っていきたいです!
今まで卓球をやってきて一番うれしかったことはなんですか。
中国リーグに行ったとき、色々な文化にふれられたことです。
今まで卓球をやってきて一番つらかったことはなんですか。
これも中国リーグに行ってたときのことですが、食事が合わなくて、熱が出たり、点滴を10時間以上打ったのがとてもつらかったです・・・
卓球の魅力を中高生に伝える
四元選手は、卓球のどこが好きですか?
音です!とてもリズミカルじゃないですか!
卓球の魅力を伝えるとしたら・・・
卓球って、誰とでもコミュニケーションを取りながら楽しめるスポーツだと思うんです。それが一番の魅力かな。
中高生に向けて、卓球がうまくなる為に、最もやったほうが良いと思う技術的な練習は?
やっぱりスポーツ全般に言えることだと思うんですが、基本練習をしっかりとやってください!
中高生に向けて、卓球がうまくなるために、最も大切だと思う心の持ちようは?
卓球を楽しみながらする事です!
ターニングポイント
四元選手にとって、今までの卓球人生の中で一番のターニングポイントをお聞かせ下さい。
社会人になって、実業団に入らずプロへ進んだのが自分にとっては一番のターニングポイントでした。学生の時とはまったく違った角度から卓球を見るようになりました。
では、選手としての近い未来の目標と、最終目標を教えて下さい。
近い目標として、来年の全日本選手権で優勝する事です! 最終目標というか、私が目指しているのは、卓球を今よりもっとメジャーなスポーツにする事です!
最後に、中高生へのメッセージをお願いします。
何に対しても前向きに、失敗を恐れずに楽しみながらチャレンジして下さい!
ありがとうございました。