サッカーが好きでたまらないから

長谷川選手がサッカーを始めたきっかけは。

父親がサッカーが大好きでやってたので、その影響で小学４年生の時に始めました。

いろいろなスポーツがある中で、サッカーの魅力というと。

そう言われると難しいですね。なんだろうな（笑）。

長谷川選手は高校時代クラブチームでプレーしていますが、思い出といえばなんですか。

けっこう怪我が多かったので、ネガティブな思い出しか無いですね。大事な試合とか、大事な時に限って怪我してばかりで・・・

練習はキツかったですか。

キツイ練習をする監督ではなかったので、そこまでキツクはなかったです。みんな伸び伸びと練習してましたね。

高校時代はどんな学生でしたか。

誰とでもすぐに仲よくなれるのが僕の長所なので、人見知りもしない、気さくな男の子だったと思います。ただ、中学までは埼玉県にいて、高校に入ってから神奈川県に引っ越したので、最初の頃はホームシックにかかったりもしました。

学校で部活に入らないってことは帰宅部ですよね（笑）。

みんながこれから部活ってところを、サーっと帰るんですけど、僕がマリノスユースでサッカーをやっていることはみんな知っていたので。

勉強との両立はしてましたか。

サッカーが好きでたまらなかったので、ずっとサッカーばかりしてました。

プロサッカー選手を目指したきっかけ

プロサッカー選手を目指したきっかけは何ですか。

中学の時の監督がもともとサッカー選手で、その監督からサッカーの基礎を叩き込まれました。それがきっかけでマリノスユースに入ることができて、それまでの楽しくやるサッカーから、プロを意識するサッカーに変わったんです。

プロサッカー選手になってからも、様々な苦労があったと思いますが、どのように乗り越えてきましたか。

プロになってからすぐに、開幕スタメンで２試合フル出場させてもらったんですけど、骨折してしまって、３、４ヶ月間リハビリして、ようやく復帰したら、また同じところにヒビが入って、結局その一年間は棒に振った感じでした。今から思えばそういう経験があったから筋トレをして怪我をしない体づくりの大切さに気づけたので、プラスだったって思います。でも、当時はまだ十代だったので、天国から地獄に突き落とされたような感じで、けっこう落ち込みましたね。

上手になるためにはキツい練習を乗り越えなくてはなりませんが、前向きに向き合えるコツってありますか。

すぐに成果はでないけど、小さい努力の積み重ねが結果につながると思って前向きに考える事が大事です。

サッカーを辞めたいと思ったことは無いそうですが、伸び悩んだり、うまくいかない時はどう整理してるんですか。

どんなに苦しくても、多くの人に支えられてサッカーを続けられてきているんだと思います。

長谷川選手のモチベーション

長谷川選手にとって、モチベーションとはなんですか。

満足しないことだと思います。良い事や悪い事に一喜一憂しないで、その先にある目標に向かって、今どうあるべきかを考えて、苦しいことをどうやって乗り越えるか、嬉しいことはいつまでも引きずらないで、上を目指すことがモチベーションにつながっていくと思います。

長谷川選手のこれからの夢、目標を教えて下さい。

サッカー選手である以上、常に上を目指していきたいですし、今年も、日本代表に選んでいただき、すごく得るものが多かったので、これからも日本代表に選ばれるように努力していきたいです。それと同年代で海外で活躍している選手も多いので、海外のチームから声がかかるよう日々努力を積み重ねていきたいと思います。

最後に中高生へのメッセージをお願いします。

一人でも多くの中高生にサッカーを楽しんでもらいたいのと、自分の描いた夢に向かって、あきらめずに追い続けてほしいと思います。

ありがとうございました。