YELL 部活応援プロジェクト [エール]

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2007年5月~2018年3月、日本を代表するトップアスリートのインタビューはこちら!

尾川 とも子

フリークライミング : フリークライマー

アディダス史上初のガールズキャンペーン『all in for #mygirls -攻めろ、女子。-』イベントにて、女子世界初の最高難度ボルダーグレードに成功した、尾川とも子選手と、16歳8ヶ月での史上最年少バドミントン全日本女王となった、奥原希望選手に、スポーツにかける ”攻め女 ” の思いを伺いました。

『all in for #mygirls – 攻めろ、女子。-』 フリークライマー 尾川とも子

本日の『all in for #mygirls -攻めろ、女子。-』イベントでは、恋に勉強に、そしてスポーツにと何事にも積極的にチャレンジするアクティブでポジティブな《攻め女》たちに、もっとスポーツを楽しむ会として、「女ス会」が行われましたが、攻め女を代表するゲストとして参加されてみていかがでしたか。

クライミングでは男性ばかりに囲まれているので、今日は女性ばかりで新鮮でした。今日一日で、「女ス会」友だちが増えた気がします(笑)。

尾川 とも子

クライミングは、男性が多いんですね。

最近クライミングジムには女性も増えてきて、男女半々なんですけど、トップレベルの活動では男性ばかりなんです。

尾川 とも子

女性初の宇宙飛行士志望から、クライミングで女性初のV14登頂

尾川選手は、もともと宇宙飛行士になりたかったとか。

はい。小学校5年生の時に宇宙飛行士の毛利衛さんにあこがれて、私が女性初の宇宙飛行士になりたい! と思って、かなり本気で目指していました。

尾川 とも子

宇宙飛行士から、なせクライミングに。

進学した早稲田大学にいる時に、一番宇宙に近い場所、富士山に登ろうと思ったのがきっかけでした。

尾川 とも子

クライミングの魅力ってなんですか。

一言で言うと、「達成感」です。頂上まで登って行って立った時、最高に気持ち良いです。それと将棋のように、数手先まで考えないと、行き詰まって登り切ることが出来ないところです。体だけでなく頭も使うところがクライミングの魅力ですね。

尾川 とも子

今までクライミングを続けてきて嬉しかったことは。

栃木県にある「カタルシス」という名前の岩があるんですけど、女性クライマーとして最高難度ボルダーグレードV14の登頂に世界で初めて成功したことです。2009年秋からトライし始め3年、まさに石の上ならぬ、” 岩の下にも三年”でした(笑)。

尾川 とも子

放送クラブで活動した高校時代

尾川選手は、高校時代に何か部活をやっていましたか。

実は文化部で、放送クラブでした(笑)。

尾川 とも子

放送クラブですか。今日のイベントのように、「女ス会」とか、みんなで集まってスポーツをやろう! みたいなことは。

まったく無かったですね。高校時代まで、一切の運動をやって来なかったんですよ。

尾川 とも子

では、放送クラブでの一番の思い出というと何ですか。

NHK杯全国高校放送コンテストという大会で準々決勝まで行けたというのが思い出です。発声とか鼻濁音、アクセントの練習とか、声をからさないとか、地味に毎日活動してました。

尾川 とも子

尾川とも子選手から中高生へ

中高生の時期って将来の進路に悩む時期ですが、尾川選手が中高生の頃は、どんな事を考えて進路を決めましたか。

小学校3年生までは学校の先生になりたかったんですけど、小学校5年生の時に宇宙飛行士になりたくなって。夢ってその都度変化していくものだと思うので、どんな夢もあきらめなくてもいいように、自分の可能性を広げておく意味でも、毎日目の前にあることを全力で取り組む事が大切だと思います。

尾川 とも子

つらくて逃げ出しそうな時など、良いアドバイスがあれば。

今はムリな事でも、想い続ける事が大切だと思います。心の片隅にでも、その気持ちがあれば、いつかきっと!

尾川 とも子

尾川選手って緊張とかするんですか。

しますよ(笑)。でもそういう時は、笑ったり、体をたたいたり、ゆるゆる体操をしたりして緊張をほぐしています。

尾川 とも子

尾川選手の今後の目標や、将来の夢は。

全ての学校にクライミングボードを設置する事が私の夢です。” 登る ”って動きが、今の学校の設備に無いので、そういう場を取り入れたいです。登るって脳の刺激に良いですしね。

尾川 とも子

最後に尾川選手から中高生にメッセージをお願いいたします。

常に全力でチャレンジをして、達成感を得てください。そして、人生の壁を乗り越えてください! 乗り越えた先にある景色は最高ですから。

尾川 とも子

ありがとうございました。

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